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プーアル茶入門
おいしくて、体にもいいプーアル茶。でも何を選んでいいかわからない。
そんな方にプーアル茶の基本をわかりやすく。
プーアル茶とは?
香港ではボーレイ茶とも呼ばれるプーアル茶は後発酵とよばれる発酵過程が特徴の黒茶の一種。
他のお茶にはない独特の甘味ととろみをもった優しい味わいにその特徴があります。そして、おいしいだけじゃなく、他のお茶にはない体にいいことがたくさん。
プーアル茶の効能
後発酵茶であるプーアル茶はとっても健康にいいことで知られています。なかでもダイエット効果は特に有名で、400年以上も昔に書かれたお茶の教科書「本草網目」でもすでに取り上げられています。近年になってそのメカニズムが解明されつつありますが、他のお茶のように脂肪吸収をブロックする効果だけでなく、脂肪を燃焼しやすくするダブルの効果があるとされ、ダイエットの強い味方になります。
その他にもコレステロールや血糖値を下げたり、骨粗鬆症にも効果ありとされています。
熟茶と生茶について
プーアル茶には熟茶と生茶があります。
生茶は後発酵していないお茶で熟茶は後発酵しているお茶です。「渥堆」と呼ばれる工程を経て作られる熟茶は、まろやかな味わいが特徴で、ゆっくりとしたいときなどにおすすめのプーアル茶です。また、ダイエット効果が高いとされるのも熟茶です。
それに対して生茶は、蜜のような香りと味わいの複雑さに特徴があり、リフレッシュしたいときなどにおすすめです。熟成を経た生茶は他にはないおいしさが魅力で、非常に高値で取引されます。
一口にプーアル茶といっても、熟茶と生茶で味も香りも大きく違うのでまずはいろいろと試してみることをお勧めしますが、いわゆる「プーアル茶」をお探しの方はまずは熟茶からお試し下さい。
茶厰について
プーアル茶を製造するお茶会社のことを茶厰(チャショウ)と呼びます。
雲南の茶葉から作られるプーアル茶ですが、その味わいのバラエティは広く、茶廠によってその味わいは大きく異なります。プーアルカフェではしっかりとした茶廠の作る本物のプーアル茶を取り揃えております。
プーアル茶の入れ方
プーアル茶の入れ方と聞くとちょっと身構えてしまう方もいるのではないでしょうか?
プーアル茶に限らず中国茶は楽しむためのもの。美味しくいただくためにいれるのであれば日本のお茶のように淹れても大丈夫。もちろんプーアル茶は奥が深いのも魅力。ちょっとこだわりたい人はどこまでもこだわることができます。
保存について
プーアル茶は上手に保存するとワインのように熟成することによって味と香りが変化していきます。生茶と熟茶、どちらも熟成によって、時間とともに味が変わってきます。とはいえ何でも良いという訳ではなく、ワインと同じようにしっかりと作られたプーアル茶でなくてはだめ。
熟成による味の変化を楽しむときはある程度年数のたったプーアル茶を選んで家で保存&熟成させることもオススメです。
プーアル茶の銘品
しっかりと作られて、じっくりと熟成したプーアル茶の中にはびっくりするような評価を受けるプーアル茶があります。
プーアルカフェでは、プーアル茶専門店ならではの銘茶と呼ばれるプーアル茶もご用意いたします。