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M0502 大益茶 経典 7582

Dàyì Chá Jīngdiǎn 7582

陳年茶葉で作る伝統大葉プーアル茶、7582。ほろ苦さ、そして心地よい酸味。大茶葉レシピだからこそ感じることのできる本格プーアル茶の美味しさをご賞味あれ。

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大益茶経典 7582プーアル茶写真

大益茶経典 7582

商品番号
M0502
価格
1,560円
販売重量
70g / 357g
在庫
あり

表示価格は小分け(70g)のものとなります。5つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

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形状餅茶小分け
製造2014年
茶廠孟海茶廠
産地 孟海茶区
熟生生茶
特徴陳年大葉レシピ

味の評価

甘味
★★★☆☆
まろみ
★★★★☆
渋味
★☆☆☆☆
苦味
★★★☆☆
酸味
★★☆☆☆
香り
★★★★★
熟成度
★★★★☆
大益茶経典 7582 写真:プーアル茶のお茶の色 大益茶経典 7582 写真:プーアール茶の茶葉 大益茶経典 7582 写真:プーアール茶 大益茶経典 7582 写真:プーアール茶の茶葉裏面 大益茶経典 7582 写真:プーアル茶葉底

解説:大益茶経典 7582 

7582は孟海茶廠が作る伝統のレシピプーアル茶です。
二つの特徴、大茶葉レシピと陳年茶葉。その二つの美味しさから中国無形文化財に指定された大益の茶づくりが醸し出しだす伝統の味わいです。

7582について
7582はそのレシピ番号から読み取れるように、孟海茶厰が1975年に開発した8級茶葉を使用して作るプーアル茶ですが、このレシピは7542とともに現代プーアル茶の原型ともいわれる銘作プーアル茶です。その特徴は大きく二つあり、一つが8級茶葉をメインに使用した大茶葉プーアル茶のレシピであること、そしてもう一つが陳年茶葉ブレンドのレシピであることとなります。

1975年に作られた7582はその後、8582へと形を変えながらつくりつづけられました。
7582の後継レシピとされる8582は7582に比べ多くの茶茎を含んでいるとされますが、実際のものを比べると一概にはそうとは言えません。

このプーアル茶について
7582は近年では孟海茶厰が民営化した2004年以降も作られていますが、これらはプーアル茶ブームの影響などもあり、陳年茶葉も使われず、茶葉の品質としても今ひとつのものとなっていました。
その後、プーアル茶ブームも落ち着きプーアル茶の品質が見直され高品質化への流れのなかに作られた7582がこのプーアル茶となります。

大茶葉レシピはそのままに、陳年茶葉をふんだんに使用して作ったプーアル茶は確かに他のプーアル茶とは異なる風味を持っています。

包み紙は高品質プーアル茶を掲げた第三世代大益茶のものとなっています。包み紙を開くとあらわれる立体感のある餅面は7542などの大益茶とは異なるプーアル茶づくりであることが一目で分ります。
大茶葉で作られたプーアル茶らしく厚みがあります。一つ一つの茶葉が大きく、捩れ、絡まり立体感のある餅面を作り上げています。その中に配方された若芽やより大きく成長した茶葉がその表情をより深くしています。
2015年に作られたプーアル茶ですが、茶色に変色しつつあります。これは伝統の7582のレシピに従い陳年茶葉で作られているためですが、その色合い、その味わいから3-4年ほど寝かしておいた後熟茶葉であると思われます。

大茶葉プーアル茶のため圧展はゆるく、パラパラと軽く崩すことができます。配方がされているので崩した茶葉をよく混ぜてから淹れた方がよいでしょう。

大益茶 経典 7582の試飲
このプーアル茶は香が秀逸です。
湯を注ぐと立ち上る香は、通常の新しい生茶に期待される花蜜香などフレッシュさを連想させる香は立ち上りません。立ち上る香はじんわりと甘みをたたえた落ち着きのある香です。その中にはほのかな燻香、そしてWoodyなヒントがあり、それらが混ざり合って生み出された香りには将来樟香への変化を予感させます。

水色からは青味が抜け、褐色へとすでに変化しています。やや濁りのある茶湯には茶葉の成分がよく出ており、しっかりとしたボディのある味わいを演出します。成長した茶葉ですが、蔵茶寶焔牌 雲南下関磚茶とは異なる、プーアル茶らしい味作りです。

甘みに重点を置いた味作りではありません。ほろ苦さがあり、心地よい酸味があります。
7582は大茶葉の陳年茶葉で作られているレシピなのでまろやかさがあります。まろやかさというと、ともすれば力のなさを連想されてしまうかもしれませんが、ボディにはしっかりと力があり、そのまわりにじわりとした甘み、青味から転じてきたほろ苦さ、そして茶葉由来の煙味を感じることができます。
最初の数煎は回甘や生津といった好ましい口感を強く感じます。煎が進むと口感は後ろに下がり、ほろ苦さとなめらかさが残ります。
成長した茶葉で煎もよく続きますので煎ごとの味の変化もお楽しみ下さい。

葉底を眺めるとそのレシピ番号にふさわしい作り、サイズの大きい茶葉、そして芽茎で構成されています。芽茎には程よい固さがあり、成長の進んだ茶葉を多く含んでいることが分ります。
茶葉の色も新茶の緑は減退し、茶色味が出てきていますが、まだまだ若い茶葉です。今後の熟成が楽しみなプーアル茶です。

名作プーアル茶、7582。陳年茶葉と大茶葉の醸し出す、プーアル茶の醍醐味。今飲んで美味しいプーアル茶、熟成が楽しみなプーアル茶です。


大益茶経典 7582

商品番号
M0502
価格
1,560円
販売重量
70g / 357g
在庫
あり

表示価格は小分け(70g)のものとなります。5つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

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お客様の声

一拍遅れてくる薫香の余韻がなんとも言えません。

東京都 T.Y様

前回、崩しで色々購入して楽しかったので、しばらく崩しで試して、気に入ったものを塊で購入するパターンで行こうと決め、今回は昌泰の品為上を塊で購入する予定でした。ところが、初代昌泰号復刻品が売り切れ間近と聞いて、急きょこれに変更した次第です。
実はこのお茶、この夏に一番飲んだお茶です。これといって際立った個性はないのですが、どう淹れても崩れず安定感があって、喬木茶葉なのでボディに厚みがあって満足感たっぷり。しかも、後味にちょっと青っぽいフルーティな香りがあって夏にぴったりでした。そして廉価なので気楽に飲める。それで、一夏を経たら、餅茶が半分以下になってしまいました。熟成する前に飲み切ってしまいそうなので、追加購入した次第です。いつまでも同じ製品がないのが、定番品ではないお茶の痛いところですね。
今回試したお茶の中で一番気に入ったのは、おすすめいただいた大益茶 経典 7582です。大茶葉のためか、陳年茶葉のためかわかりませんが、穏やかな茶気でありながら滋味たっぷりで、一拍遅れてくる薫香の余韻がなんとも言えません。葉底を見ると、解説の通り二色の茶葉があり、薫香は若い茶葉から、まろやかで甘い香りは陳年茶葉から出ているようです。著名なレシピというのが納得できる美味しさです。

熊猫沱茶 復刻品は逆にフレッシュで派手めの香りが心地よく、甘味も強いお茶ですね。それでいて茶気は少し穏やかで、エッジがない、というより抑え気味にしてあるように感じました。これが陳年茶葉の効果なんでしょうか。全体として万人好みの味、というまとめ方だと思います。全国レベルの食品コンテストの受賞茶だというのが頷けます。

大益茶経典 7582

商品番号
M0502
価格
1,560円
販売重量
70g / 357g
在庫
あり

表示価格は小分け(70g)のものとなります。5つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

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表示価格は小分け(70g)のものとなります。2つご注文いただくと塊り(150g)でのお届けとなります。

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表示価格は小分け(80g)のものとなります。3つご注文いただくと塊り(250g)でのお届けとなります。

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