C0502 正宗 紅色昌泰號
Zhèngzōng Chāngtàihào
昌泰號の元祖、昌泰號の紅色ラベルです。13年熟成プーアル茶で、この一年でますます味に深みが出てきました。ほのかな苦味とコクがおいしい、本物のプーアル茶をお試しあれ。
正宗 紅色昌泰號
- 商品番号
- C0502
- 価格
- 2,060円
- 販売重量
- 50g / 357g
- 在庫
- あり
表示価格は小分け(50g)のものとなります。6つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

形状 | 餅茶小分け |
---|---|
製造 | 2005年 |
茶廠 | 昌泰茶業 |
産地 | 西納版納 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | 昌泰の王道 |
味の評価
- 甘味
- ★★★★☆
- まろみ
- ★★★☆☆
- 渋味
- ★★☆☆☆
- 苦味
- ★★★☆☆
- 酸味
- ★★☆☆☆
- 香り
- ★★★★★
- 熟成度
- ★★★★☆
解説:正宗 紅色昌泰號
昌泰茶業の名を冠する昌泰號、その中でも最初に作られた紅色昌泰、オリジナルレシピです。
1999年に易昌號を発表してプーアル茶の歴史に名を残した昌泰茶業。その名を冠するプーアル茶が昌泰號シリーズです。
昌泰茶業は2001年に二つの昌泰號を発表しました。ひとつが赤色の紅色昌泰號、もうひとつが黄色の橙色昌泰號です。二つのプーアル茶の味わいは大きく異なり、独特な香りを持つ橙色昌泰號とは対照的にスタンダードな、王道を行く味作りのプーアル茶が紅色昌泰號となります。
このプーアル茶は2005年に作られたもので、その風味は昌泰茶行の味作り、軽やかさと香の高さにフォーカスした味作りです。
10年間の熟成を経たプーアル茶なので茶葉はよく色づいています。熟成の間にじわりと染み出た茶の成分が内飛を茶色く染めています。昆明倉でゆっくりと熟成された茶葉は少しゆるめになり簡単に崩すことができます。
湯を注ぐとビターな香りがあり、その中に花蜜香、かすかな薫香が彩を加えます。楠香のヒントも感じることができます。水色は栗色で透明感があります。
程よく残っている苦味が甘みとあいまってコクを生み出し、カカオのような印象を生みますが、ほどよい収斂味が口の中に心地よい緊張感を残します。浅く淹れると軽やかさのある風味、濃い目に淹れると深みのある味わいを楽しむことができ、幅広い楽しみ方のできるプーアル茶です。とはいえ、濃く淹れるにはもう数年寝かしてからがおいしくなるので濃すぎないようにしてください。
葉底はしっかりとした太さと柔らかさのある茶茎、そして3級から5級をメインとした茶葉を見ることができます。喬木の荒山茶なので、中には8-9級の大きい茶葉も見ることができる昌泰らしいつくりとなっています。
色合いは十分に変色していますが、鶯色が残っており、10年熟成らしい上々の仕上がりです。
昌泰オリジナルレシピ、紅色昌泰號。正道を行くプーアル茶を10年間熟成させたおいしさこそプーアル茶のおいしさです。専門店ならではの本物のプーアル茶をお試しください。
正宗 紅色昌泰號
- 商品番号
- C0502
- 価格
- 2,060円
- 販売重量
- 50g / 357g
- 在庫
- あり
表示価格は小分け(50g)のものとなります。6つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

お客様の声
どれもこれもハイレベル。
東京都 T.Y様
どれもこれもハイレベル。ものすごく贅沢でリッチな試飲(?)になりました。まず金大益ですが、まさに貴店の解説ドンピシャの印象で、茶気の厚み感がスゴイですね。水質がトロリとしていて、3煎目あたりから甘みが強くなると、まさに濃醇。渋みも、苦味も、煙味もしっかりあるのでダラけず、高い評価が頷けます。大益の生茶は香は良いけど茶気軽めという先入観が覆りました。
昌泰號の2種、庚辰記念餅と正宗 紅色昌泰號はまず餅面の違いに驚きました。春茶葉と秋茶葉との違いといえばそれまでですが、かたや宮廷級と見紛うばかりの小さい茶葉が詰まった金毫たっぷりの霜降りの餅面、かたや大ぶり茶葉に一部黄片らしき茶葉も混じった荒々しい餅面。庚辰記念餅のほうは煎れる前から微かな蜜香があり、嗅いでいるだけで唾が溜まってきます。煎れてみるとやはり春茶で、老茶とは思えないほど香り華やかで、すっきりした茶気でした。回甘と収斂味のバランスもよく、生津というのでしょうか、後口の少しフルーティな余韻が長く続きます。
対照的に紅色昌泰號は濃厚な茶気のコクを楽しむお茶ですね。微かな薫香と強めの苦味、それからに大益黄片磚や抱拙紅鐡に通じる香り(荷香?)を感じました。単なる秋茶葉ではなく、意識的に粗茶葉を混ぜてあるように思うのですが、勘違いでしょうか。
昌泰の品為上 特級品は、熟茶としては大益の7572 2013年以来のインパクトがありました。黙って茶湯だけ出されたら、老生茶と思ったかもしれません。六大茶山の御品原茶 熟も茶気が強くて生茶感があったのですが、熟茶特有の穀物香とまだ馴染んでいないような印象がありました。しかし、品為上は杏仁香が全体をふわりと包んでいて、飲み下した後に、穀物香が 鼻に抜ける程度で、茶湯に一体感があります。それなのに、煎れる前の茶葉は乾物系の普通の熟茶の香り、一煎目の後の蓋碗の中の茶葉は穀物香主体。葉底を見ても、しっかり渥堆された真っ黒な茶葉で、御品原茶のように一部渥堆の浅い茶葉は見られません。それだけでも???なのに、雑味がないのは全く驚きです。
素人目ですが、生茶に原点回帰志向があるのに対し、熟茶は渥堆の浅かった原点とは別の方向に進化しているようで、高級熟茶とは何なのか、を考えさせられる体験でした。大益の第三世代のラインナップを試すのが楽しみになりました。

C0203
昌泰號 版納七子餅茶 2004
Chāng Tài Hào Bǎn Nà Qī Zǐ Bǐng Chá
昌泰茶業 2004年
販売重量 30g / 357g
2,320円
香り高き昌泰號
表示価格は小分け(30g)のものとなります。10つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

C0405
昌泰普洱 歳月 十五年
Chāngtài Pǔěr Suìyuè Shíwǔ Nián
昌泰茶業 1999年
販売重量 30g / 100g
2,860円
15年熟成の味の深さ
表示価格は小分け(30g)のものとなります。3つご注文いただくと塊り(100g)でのお届けとなります。