C0501 昌泰歳月 10年昌泰号
Chāngtài Suìyuè 10nián Chāngtàihào
昆明乾倉13年熟成、2004年に作られじっくりと熟成されて飲み頃を迎えた昌泰号。塾生と共に評価も高まっている大変できのいい名茶。初めての珍年生茶にもふさわしい逸品です。
昌泰歳月10年昌泰号
- 商品番号
- C0501
- 価格
- 2,860円
- 販売重量
- 35g / 80g
- 在庫
- あり
表示価格は小分け(35g)のものとなります。2つご注文いただくと塊り(80g)でのお届けとなります。
形状 | 散茶小分け |
---|---|
製造 | 2004年 |
茶廠 | 昌泰茶業 |
産地 | 西納版納 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | 10年熟成プーアル茶 |
味の評価
- 甘味
- ★★★★☆
- まろみ
- ★★★★☆
- 渋味
- ★★☆☆☆
- 苦味
- ★☆☆☆☆
- 酸味
- ★☆☆☆☆
- 香り
- ★★★★★
- 熟成度
- ★★★★☆
解説:昌泰歳月10年昌泰号
昌泰の名を冠する、昌泰號シリーズ。
このプーアル茶は昆明乾倉にて10年間寝かされた2004年のを崩したプーアル茶となります。香り高いプーアル茶の、まろやかに寝かされ醸し出す陳香をお楽しみ下さい。
長い歴史を持つプーアル茶ですが2007年のプーアル茶ブーム以降、その状況は大きく変化しました。ゆっくりとした時間軸の中で10年、20年という熟成を経てから本当の味わいを醸し出すプーアル茶でしたが、近年の消費量の増加とそれに伴う陳年茶の不足によって昔ながらのプーアル茶の姿を見ることはだんだんと減ってきました。
それに代わりすぐに生産することのできる「新茶」のプーアル茶がプーアル茶として売られるようになりましたがやはりしっかりと熟成されたプーアル茶のおいしさは格別です。
このプーアル茶は昌泰茶業が2004年につくった昌泰號 版納七子餅茶(緑昌泰)を崩したものとなります(公表されていないので断定はできませんが)。熟成環境も雲南省の乾倉なので、仕上がりは上々、自然なまろやかさ、そして陳香が生まれてきています。
パッケージは当店でも以前販売していた歳月シリーズと同様のものを改良したものとなります。
パッケージを開くと、中には餅茶から崩された形で茶葉が入っています。ひとかけらが大体一回分の目安となりますが、ばらつきがあるのでお湯の量で調整して下さい。
珍年茶なので洗茶をした後、沸騰した湯を注ぎ、お湯の量にもよりますが、5分程度じっくりと蒸らします(初めて珍年生茶をお試しになる方は茶葉の量、抽出時間を調節して浅めに淹れて下さい)。
立ちのぼる香りは10年分の熟成をしっかりとたたえた陳香、そして蘭香より転じてきた杏仁香など陳年生茶ならではの複雑な香です。新しい生茶にも、渥堆によって発酵した熟茶にも無い陳年生茶ならではの香をお楽しみいただけます。
味わいはまだ苦味などを残していますが、甘みがあり、そしてまろやかさが出てきています。昆明倉で10年の熟成なので若さも残していますが、しっかりと管理されている茶倉で熟成されているプーアル茶なのでひと味違う仕上がりとなっています。プーアル茶自体の味作りもスタンダードなので、初めて陳年生茶をお試しの方にもうってつけのプーアル茶です。
葉底を見ても10年分の色づき、変化を見て取ることができます。
一芽三葉茶葉で柔らかさがあります。荒山茶をメインとした喬木茶作りなので、4級程度の小さめの茶葉から10級クラスの大きな茶葉まで見ることができます。春尖の小さな若芽からふっくらと肥えた若葉までブレンドされています。
プロの茶倉で10年間熟成された本物のプーアル茶、昌泰歳月 10年。
プーアル茶、何より珍年生茶にご興味をお持ちの方にぜひお試しいただきたいプーアル茶です。
高級茶葉の15年熟成の美味しさ
⇒昌泰普洱 歳月 十五年
熟成によって変わるプーアル茶の深い味わい
⇒生茶熟成飲み較べセット
昌泰歳月10年昌泰号
- 商品番号
- C0501
- 価格
- 2,860円
- 販売重量
- 35g / 80g
- 在庫
- あり
表示価格は小分け(35g)のものとなります。2つご注文いただくと塊り(80g)でのお届けとなります。
お客様の声
プーアル茶の種類が豊富で楽しんで選ぶ事が出来ました。
秋田県 E.S様
今回初めてプーアルカフェさんで買い物をさせて頂きました。
前からプーアル茶を日本国内の中国茶のお店で購入していたのですが、プーアルカフェさんはプーアル茶の種類が豊富で楽しんで選ぶ事が出来ました。荷物の梱包もしっかりしていて壊れたりする事もなくきちんと届きました。ありがとうございます。
あとX1701下関プーアル茶7663とC1501品為上特級品も購入しましたが、まだ飲んでないです。購入したプーアル茶が全部美味しいので、この2つも飲むのが楽しみです。家族もプーアルカフェさんのプーアル茶は美味しいと一緒に飲んでいます。これからも美味しいプーアル茶をよろしくお願い致します。
明快な杏仁香がありますね。
東京都 T.Y様
滞りなく届きました。小分け用のアルミ袋はいろいろなものを使っていますが、貴店のは使いやすいので気に入っています。
今回の購入は昌泰歳月の10年昌泰号と孟海茶磚651ですが、既購入の昌泰普? 歳月 十五年と合わせて、勝手に飲み比べセットにして楽しみました。
基本的なお茶づくりの違いをいったん横におけば、歳月十五年の熟成の仕方の違いが目立つように思います。10年昌泰号と比べても、格段に香りが複雑で、まろやかで甘みも強いので、別のお茶のようです。かつて香港の湿倉で大量に熟成されていた時代のそれに近いのが、これなんでしょうね。老生茶は80年代のものまで、安いものばかりですが、いくつか試しましたが、共通しているのが、お香のよう…と形容される陳香です。並べて味わうと、まるでお香のような香りから、ブルーチーズ系のカビ発酵臭に近いものまでいろいろあるのですが、10年昌泰号にはこれがありません。ちなみに、いわゆる倉味というのはこれを指すのでしょうか、違うのでしょうか?
10年昌泰号には、このお香のような香りの代わりに、明快な杏仁香がありますね。それから薄荷のような清涼味があります。茶気が薄くなって、甘みが強くなってもこの二つは続いて、ミントティーのような感じになり、長く楽しめます。
一方、孟海茶磚651ですが、予想以上の美味しさで、とても気に入っています。蓋碗を使って高温で淹れると、濃い煎茶風の味わいに薫香もあって、個人的にはこちらが好みですが、お勧めのように低温で長時間抽出しても、渋みや酸味(これを収斂味というのですね?)があって、コクとまろみが強調されても、茶気がだらけません。日本の焙じ茶をちょっと想起させる味わいです。荷香もあるでしょうか、大益緊磚茶 黄片磚に近い感じもしました。どちらもあまり煎持ちしないのが玉に瑕ですが。
いずれにせよ、標準茶、大衆茶と呼ばれるラインのお茶は熟成が進むと美味しいというのは本当ですね…と書いてはみたものの、日本では何故か生茶の標準茶が手に入りにくく、若生茶の標準茶を飲んだことはないので、どれくらい変化しているのか見当がつきませんが…。
こうやって並べると、自分の好みが湿倉熟成より乾倉熟成のほうだというのが、よくわかります。念のため、下関緑盆のCIB1998年と、2004年も持ち出して飲み比べましたが、CIB1998年でも、歳月十五年のような複雑な陳香はしません。CIB1998年は購入してそろそろ1年がたちましたが、さらに磨きがかかった感じで惚れ直しました。これも乾倉熟成でしたよね。老茶の王道が湿倉熟成であったことを考えると、ちょっとヘコむ結論ですが、これからもいろいろ試していこうと思いますので、よろしくお願い致します。
聞きたいことがいろいろあって、長いとりとめない感想になってしまいましたが、お許しください。
C0405
昌泰普洱 歳月 十五年
Chāngtài Pǔěr Suìyuè Shíwǔ Nián
昌泰茶業 1999年
販売重量 30g / 100g
2,860円
倉味がおいしい十五年熟成
表示価格は小分け(30g)のものとなります。3つご注文いただくと塊り(100g)でのお届けとなります。
M0405
大益緊磚茶 黄片磚
Dàyì Jǐnzhuānchá Huáng Piàn Zhuān
孟海茶廠 2005年
販売重量 50g / 250g
2,580円
熟成黄片茶葉の風味
表示価格は小分け(50g)のものとなります。4つご注文いただくと塊り(250g)でのお届けとなります。