C0401 和諧中国 特供茶
Hé Xié Zhōng Guó Tè Gōng Chá
中国VIPのために特別な香の茶葉を集め、つくられた現代の貢茶。中国で最も重要な会議、中国共産党全国代表大会の特供茶に選ばれた由緒正しきプーアル茶です。
形状 | 小餅茶 |
---|---|
製造 | 2007年 |
茶廠 | 昌泰茶業 |
産地 | 雲南省 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | VIP茶 |
味の評価
- 甘味
- ★★★★★
- まろみ
- ★★★☆☆
- 渋味
- ★★☆☆☆
- 苦味
- ★★★☆☆
- 酸味
- ★★☆☆☆
- 香り
- ★★★★★
- 熟成度
- ★★★☆☆
解説:和諧中国特供茶
2007年、昌泰茶業は中国でもっとも権威のある、第17回中国共産党全国代表大会(中共党大会)で特供茶として中国のVIP達にプーアル茶をふるまう栄誉を受けました。
このプーアル茶はそのためにつくられた特別なプーアル茶です。
オリジナルの和諧中国について
和諧中国は56枚の小餅と一枚の大餅がセットとなったプーアル茶なのですが、その意味するところは中国に住む56の民族を象徴する56枚の小餅、そして中国を象徴する一枚の大餅となっています。
この和諧中国について
このプーアル茶はそのセットを解き、お求めやすいように一枚100gの小餅一枚にしたものになります。
全部で56枚あるこの小プーアル茶の包み紙には56の民族名が一つ一つ書かれています。そして、その中にその民族のについて紹介した紙(内票)が入っています。
VIPのためにつくられたこのプーアル茶の品質はもちろん最高です。昌泰が収集した一番摘みの最高の茶葉のみで作られています。
その素晴らしさはもちろんプーアル茶を淹れたときにわかります。
和諧中国のおいしさ
その香り、そのうまみ、味わいの深さ。
すべてが非常に高いレベルに仕上がっています。湯を注ぐと広がる華やかな花蜜香にはシトラス、樟香、など重層的で豊かな香が潜み、甘みの中には上質のカカオのようなコクと程よい苦味を感じます。
のどを下った後、口腔の残る見事な茶韻の強さ、そしてその複雑さにこのプーアル茶の見事な出来見ることができます。
作られてから10年が経ちましたがその茶気は十分、この先の熟成のポテンシャルも十二分です。
その品質の高さは葉底からも見ることができます。
熟成が進みすでに茶色なりましたが、一番摘みの茶葉で作られているこのプーアル茶の葉底は当初、ほのかに紫がかった色味をしていました。これは易昌號紫芽圓茶 珍品の茶葉と同様の限られた季節に摘まれた茶葉に見られる色味です。
当店のプーアル茶の中でも最高品質を誇る茶葉でつくられた和諧中国 特供茶。最高級プーアル茶をお求めやすい価格でお届けします。
お客様の声
大益茶 7542 2018年 は苦味が強く感じています
東京都 Y.S様
丁寧に梱包された商品が届き、毎日楽しくプーアル茶を頂いております。
さて、11月に台湾旅行のツアーでお茶屋見学に行って、そこでプーアル茶を買ったことが、私とプーアル茶との出会いでした。なるほど黒茶と言われるほどプーアル茶は色が濃いですが、味は非常にまろやかで毎日飽きずに飲めたことから、それまではコーヒー党だった私もすっかりプーアル茶の魅力に取りつかれました。
そこで色々調べると、プーアル茶には生茶と熟茶があること、年代が経つにつれてまろやかさが深まること、何より長い歴史がある事を知り、益々プアール茶の虜になりました。
その頃、台湾で購入したプーアル茶が無くなりかけてきたので、インターネットで次のプーアル茶を探しましたが、日本のプーアル茶はダイエット効果ばかりを宣伝し、生茶か熟茶か、年代は何時なのかが全く分からない中、偶然貴社のホームページにたどり着き、品揃えに多さや一品一品の説明の細やかさに感心して、気に入った3品を注文しました。
個人的にはまろやかなプーアル茶が好きなので、大益茶 7542 2018年 は苦味が強く感じていますが、最近ではその苦味にも慣れてきました。また、雲南昌泰號プーアル茶生餅と下関七子餅茶 泡餅8663は、生茶と熟茶になりますが、生茶と熟茶の違いは殆ど感じず、両方とも私の好きなまろやかな味です。
年代物はまろやかさが増すようですが値段も高くなるので、リーズナブルでまろやかなプーアル茶をご紹介頂ければ、次の機会に購入したいと思っています。
これからも、良いプーアル茶の販売をお願いします。では、失礼します。
当店からの返信
このたびはいろいろなプーアル茶をお試しいただきありがとうございます。
新茶、熟成された生茶、熟茶と3つともそれぞれのおいしさを持ったプーアル茶です。
ご存知のとおり、プーアル茶には生茶と熟茶がありますが生茶に関しましてはまろやかになるためには10年以上の年月が必要となってきます。なので、大益茶7542はまだ新しいプーアル茶なのでまろやかさからは遠い味わいになるかと存じます。プーアル茶は熟成が進むほどと味わいは「なだらか」になっていきます。なので一般には新茶の状態では「とても苦い」が熟成に向いたプーアル茶になります(新茶の状態でまろやかでは熟成時に物足りない)。すべてのプーアル茶のお手本といわれる7542ですが、5年、10年、20年とたっていくとその味わいはまったく違ったプーアル茶に変化していきますので末永くお楽しみいただければと存じます。
一方で、昌泰号7538と下関の8663がどちらもまろやかであるとのご感想は大変うれしく存じます。昌泰号7538もできたてのときはとても苦い、青いプーアル茶でしたが、11年が経ちこのようなご感想をいただけるとプーアル茶専門店としてはうれしい限りです。今後も時間とともにまろやかになっていきますのでお楽しみいただければと存じます。
長くなりましたが、お勧めのプーアル茶となりますとまろやかさでいけばやはり熟茶となります。
大茶葉レシピであるM1707 大益茶 8592はとてもまろやかなプーアル茶となります。
http://www.puer-cafe.com/item/item.php?mode=detail&item_cd=M1707
生茶でしたらC0405 昌泰普? 歳月 十五年は19年熟成のプーアル茶で、もともとは大益茶7542のような味わいがここまで変化するのかということが味わえるかと存じます。
http://www.puer-cafe.com/item/item.php?mode=detail&item_cd=C0405
または、まずはいろいろな種類のプーアル茶をお試しいただき、好みのプーアル茶を探っていただくようにS1802 プーアル茶飲み比べセット 精品もお勧めです。
http://www.puer-cafe.com/item/item.php?mode=detail&item_cd=S1802
長々と書いてしまいましたが、いろいろな風味のプーアル茶がございますので、ゆっくりといろいろとお試しいただければと存じます。
これだけを飲んでリラックスするにも向いている
東京都 M.N様
今回、いつもお願いしている7572に加えて7538を、たぶん初めて?お願いしてみました。
生茶が久しぶりだったので、最初は一口飲んでビックリしたんです。
こういう味のお茶を頼んだつもりだったっけ?と。でも、飲むにつれてクセになってきました。プーアル茶の深みと、説明文にもありますが、「口の中がすうっとするような」爽やかさというか、私は薫香とも感じるんですが、ほうじ茶のような香ばしさの両方があるのが魅力です。食事の後にもいいし、これだけを飲んでリラックスするにも向いていると思います。
この昌泰號7538は20年後は雪印青餅のようになるのかな?と思った
愛知県 S.Y様
購入してから約三か月経過 飲んだ回数7回ぐらい飲んだ瞬間、何とも嫌みの無いプーアル茶だと思いました。
煙味や倉庫臭などの一般的に嫌われがちな味わいや臭いは無く、私が感じたのは、旨みと回甘でした、回甘でも低標高茶にありがちな厭らしい物でなく、爽快で心地いいです。
1ヶ月前に20年前に香港で購入したという、80年代の雪印青餅を飲ませて頂く機会に恵まれました。
深みや甘味の強さは経年事情からやや違いますが、
あれ・・・・なんか・・・全般的に前に買った昌泰號に似ているな・・・と思いました・・・・この昌泰號7538は20年後は雪印青餅のようになるのかな?と思ったりしました。
(説明文に雪印青餅のことが書いてありますが、その時は頭にはありませんでした。再度プーアルカフェのページを閲覧中に認識して口コミ投稿に至りました。)
当店からの返信
雪印青餅に以前お求めいただいた昌泰號7538の風味を見出していただきありがとうございます。
7538は孟海茶廠の7532を手本に作られているプーアル茶で、クオリティの面でも確かなプーアル茶です。雪印青餅に太刀打ちできるか?と問われると、さすがに厳しいかもしれませんが、80年代の7532と勝負できるプーアル茶になれるかと期待をしています。
(80年代の7532も大変出来のいいプーアル茶でした)
昌泰號7538にはいくつかのバージョンがあり、品質にばらつきがあり評価が定まっておりませんが、当店の7538は第一批となりますので自信をもってお勧めさせていただきます。
ダージリンの茶園ファーストフラッシュにも通じる繊細なお味です
宮城県 H.Y様
普段は紅茶派で、インド・セイロンから雲南紅茶、ラプサンスーチョンといろいろ飲みます。今回はプーアール茶への興味で、初めて注文いたしました。おいしかったものを挙げてみました。
生茶*和諧中国: 爽やかなグリーンの香り、ダージリンの茶園ファーストフラッシュにも通じる繊細なお味です。経年変化も楽しみに少しずつ崩したいです。
圧縮茶を崩すのも初体験でとても楽しかったです。近いうちにまた別の銘柄を注文したいなと思います。どうぞまた宜しくお願いします。
足のむくみがびっくりするほどなくなりました
東京都 S.Y様
普?茶は最近飲み始めたので初心者です。
蔵茶は甘みがあってちょっと苦手、白茶よりも緑茶のほうが好き、台湾茶だと阿里山茶、文山包種茶の蘭香がするあっさりしたものが好きという私の感想です。
・C0401 / 和諧中国特供茶 2007年
http://www.puer-cafe.com/item/item.php?mode=detail&item_cd=C0401
200ml 紫泥壷、6g
ちょっと固めにプレスしてあったのでくずすのに少し時間がかかりました。少々スパイシーさがありますが、こちらも美味しいです。
自宅熟成は難しいのでなんとも言えませんが、きちんとした倉庫で
管理され続けるととても美味しい生茶になるんだろうなあと思いました。
持病の関係で漢方を飲んでいるのですが、甘草が入っているものを飲むと少し入っているだけでもむくむので困っていました。プーアル熟茶を飲み始めてから足のむくみがびっくりするほどなくなりました。プーアル茶ってすごいですね!
また注文いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
こんなおいしい生茶は初めて頂きました。
東京都 T.H様
C0401 / 和諧中国特供茶 2007年
味は結構とんがった所があり、生茶に慣れていない人だと苦味が気になるかもしれません、あっさり淹れた方が飲みやすいと思います。香りがともかく複雑で奥行きが有り、最初に果実香、やがて樟香がし、最後に蜜香の回香が上がってくる、こんなおいしい生茶は初めて頂きました。
王道を行く素晴らしい味
宮城県 J.I様
この度はお世話になりました。無事に受け取りました。
7年前に仕事で広州へ出張した折、現地の方に案内され市場で飲んだ
プーアル茶が懐かしくご注文致しました。
日本では中々本物に出会えず、貴サイトにたどり着きました。生茶が好みで、和諧中国特供茶と抱拙紅鉄をご注文致しましたが、前者は王道を行く素晴らしい味で広州を思い出しました。抱拙紅鉄は他とは違う独特の味と香り、日本で出会えるとは思いませんでした。
崩してしまったので熟成用にリーピートしたいのですが、うまく保存できる自信がありませんので更に熟成した紅鉄の販売に期待します。
和諧中国ですが、陶然とする美味しさです。
東京都 T.Y様
さて、和諧中国ですが、陶然とする美味しさです。すっかりハマり、しばらく茶器を変え、水を変え、楽しみました。茶壺+ボルビックが、煎による違いがダイナミックでベストでした。
1煎目は果実香が華やかですが、2煎目から茶気が主張しだし、3、4煎目が絶妙のバランスです。5煎目以降、茶気が引きだし、回甘が前に出て、果実香は穏やかになりますが、その状態で軽く10煎はいきますね。
因みに、高価な超軟水(硬度12)も試しましたが、1煎目から果実香と茶気がバランスよく感じられる反面、どちらもボルビックより穏やかで、煎による変化も緩やかでした。超軟水が6、7煎目で切れて、ボルビックに切り替えたら、1、2煎前の旨味に戻った、という不思議な体験もしました。
同じプーアル茶ですが、生茶の世界は熟茶の世界とかなり違う気がします。当面、生茶を追いかけようと思っています。