C0204 昌泰號 庚辰記念餅
Chāng Tài Hào Gēng Chén Jì Niàn Bǐng
易武山の等級の高い若芽で作った限定プーアル茶です。13年がたち、熟成も進み飲み頃を迎えました。樟香のある香りと、口の中いっぱいに広がる茶葉のうまみをお楽しみください。
昌泰號 庚辰記念餅
- 商品番号
- C0204
- 価格
- 2,380円
- 販売重量
- 30g / 400g
- 在庫
- あり
表示価格は小分け(30g)のものとなります。12つご注文いただくと塊り(400g)でのお届けとなります。
形状 | 餅茶小分け |
---|---|
製造 | 2003年 |
茶廠 | 昌泰茶業 |
産地 | 易武 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | 易武早春若芽のうまみ |
味の評価
- 甘味
- ★★★★☆
- まろみ
- ★★★★☆
- 渋味
- ★☆☆☆☆
- 苦味
- ★★☆☆☆
- 酸味
- ★★☆☆☆
- 香り
- ★★★★★
- 熟成度
- ★★★★☆
解説:昌泰號 庚辰記念餅
昌泰茶業が2003年に特別に作った記念餅です。
易武山茶葉の早春若芽で作られたプーアル茶です。
昌泰號について
昌泰茶業といえばフラッグシップ茶である易昌號が特に有名ですが、茶廠の名を冠する昌泰號はより自由度の高い茶作りで数々のプーアル茶を生み出しています。
昌泰號の基調としてはドライで香り高い茶作りを旨としていて、熟成を経て独特の香気をもった昌泰號は特に高評価を受けています。
このプーアル茶について
2003年につくられたこの庚辰記念餅は易武山茶葉プーアル茶ですが、同じ易武茶である易昌號とは違うコンセプト、デザインで作られた限定プーアル茶になります。
シリアルナンバーのスタンプされた包みをとると、きれいに整った餅面が現れます。一芽一葉の茶葉で、毫をまとった若芽。自然倉熟成なので茶葉に立体感があります。
プーアル茶の試飲
気持ち多めの茶葉で淹れるのがいいでしょう。
湯を注ぐと落ち着いた香りが立ち上ります。以前は華やかな印象の香りでしたが、13年の時を経て香りは落ち着き、樟香も出はじめ、飲み頃をむかえてきました。
水色は易武山茶らしい赤みがある茶湯です。自然倉での熟成なので、透明感があります。口に含むと厚みのある味わいが口の中に最初に広がります。控えめな渋みと上品な苦みを感じた後に、まろやかさのある甘みが後を追います。
以前は味わいになんと言うか、バラつき感のようなものを感じたのですが、それがまとまり、味わいのバランスのとてもよい、心地よさのプーアル茶へと変化してきました。
喉を下った後にも口の中にはスーッとする感覚とともに回甘、生津が広く、長く続きます。煎もよく続くプーアル茶なので最初の数煎は茶葉の持つうまみと口感を、煎が進んで来たらさわやかな苦みとコクをお楽しみください。
葉底(煎じた後の茶葉)を見ると、しっかりと形を残したふくよかな一芽二葉の茶葉を確認することができます。茶葉もしっかりと色づいていますがまだまだこの先の熟成も楽しみな葉底です。
まとめ
茶葉のクオリティにこだわり、丁寧に作られた庚辰記念餅、易武茶ですが易昌號とは違う「おいしいホロ苦さ」をお楽しみください。
どうぞこちらも
評価急上昇の昌泰號。
→昌泰號 版納七子餅茶 2003
これが易昌號。
→易昌號 100g小餅
昌泰號 庚辰記念餅
- 商品番号
- C0204
- 価格
- 2,380円
- 販売重量
- 30g / 400g
- 在庫
- あり
表示価格は小分け(30g)のものとなります。12つご注文いただくと塊り(400g)でのお届けとなります。
お客様の声
どれもこれもハイレベル。
東京都 T.Y様
どれもこれもハイレベル。ものすごく贅沢でリッチな試飲(?)になりました。まず金大益ですが、まさに貴店の解説ドンピシャの印象で、茶気の厚み感がスゴイですね。水質がトロリとしていて、3煎目あたりから甘みが強くなると、まさに濃醇。渋みも、苦味も、煙味もしっかりあるのでダラけず、高い評価が頷けます。大益の生茶は香は良いけど茶気軽めという先入観が覆りました。
昌泰號の2種、庚辰記念餅と正宗 紅色昌泰號はまず餅面の違いに驚きました。春茶葉と秋茶葉との違いといえばそれまでですが、かたや宮廷級と見紛うばかりの小さい茶葉が詰まった金毫たっぷりの霜降りの餅面、かたや大ぶり茶葉に一部黄片らしき茶葉も混じった荒々しい餅面。庚辰記念餅のほうは煎れる前から微かな蜜香があり、嗅いでいるだけで唾が溜まってきます。煎れてみるとやはり春茶で、老茶とは思えないほど香り華やかで、すっきりした茶気でした。回甘と収斂味のバランスもよく、生津というのでしょうか、後口の少しフルーティな余韻が長く続きます。
対照的に紅色昌泰號は濃厚な茶気のコクを楽しむお茶ですね。微かな薫香と強めの苦味、それからに大益黄片磚や抱拙紅鐡に通じる香り(荷香?)を感じました。単なる秋茶葉ではなく、意識的に粗茶葉を混ぜてあるように思うのですが、勘違いでしょうか。
昌泰の品為上 特級品は、熟茶としては大益の7572 2013年以来のインパクトがありました。黙って茶湯だけ出されたら、老生茶と思ったかもしれません。六大茶山の御品原茶 熟も茶気が強くて生茶感があったのですが、熟茶特有の穀物香とまだ馴染んでいないような印象がありました。しかし、品為上は杏仁香が全体をふわりと包んでいて、飲み下した後に、穀物香が 鼻に抜ける程度で、茶湯に一体感があります。それなのに、煎れる前の茶葉は乾物系の普通の熟茶の香り、一煎目の後の蓋碗の中の茶葉は穀物香主体。葉底を見ても、しっかり渥堆された真っ黒な茶葉で、御品原茶のように一部渥堆の浅い茶葉は見られません。それだけでも???なのに、雑味がないのは全く驚きです。
素人目ですが、生茶に原点回帰志向があるのに対し、熟茶は渥堆の浅かった原点とは別の方向に進化しているようで、高級熟茶とは何なのか、を考えさせられる体験でした。大益の第三世代のラインナップを試すのが楽しみになりました。
C0902
易昌號易武七子餅茶 精品
Yì Chāng Hào Yì Wǔ Qī Zǐ Bǐng Chá Jīng Pǐn
昌泰茶業 2007年
販売重量 100g / 400g
販売終了
昌泰の原点、易昌號
表示価格は小分け(100g)のものとなります。6つご注文いただくと塊り(400g)でのお届けとなります。
H0402
孟庫七子餅茶 孟庫春尖
Mèngkù Qīzi Bǐngchá Mèngkù Chūnjiān
雙江孟庫 2005年
販売重量 60g / 400g
3,600円
大雪山の明前春尖
表示価格は小分け(60g)のものとなります。7つご注文いただくと塊り(400g)でのお届けとなります。