解説：易昌號易武七子餅茶 珍品 

昌泰茶業のフラッグシップシリーズ易昌號の最高級グレード、珍品です。茶葉がもつマスカットのニュアンス、そして15年熟成され旨味の乗った一枚です。

易昌號について
易武山は古くから非常に人気があり、清代には貢茶として皇帝に献上された歴史も持ちますがその伝統的茶づくりはその歴史の流れて途絶えていました。

'99年に易昌號が発表された当時、政府によるプーアル茶の管理生産の影響のもと、「號級茶」伝統を引く茶づくりは途絶えていました。その號級作りを復活させた易昌號は大評判となり、一世を風靡しました。

そのコンセプトはプーアル茶作りに大きな影響を与え、山頭主義、ひいては単樹と現在まで続く現代プーアル茶の礎を築いたともいえます。

2005年 易昌號 珍品について
易昌號には3つのグレードがありますが、この2005年易昌號はその中の最高グレードである「珍品」となります。

昌泰茶業がブランディングを図っていた2005年は茶廠のロゴが中心に描かれている珍しいデザインとなっています。

易昌號らしい茶作りで、野生喬木の早春一芽二葉を使用した　作られています。
ほどよく熟成されているので茶葉が緩み崩しやすくなっています。
餅面を見るとそのはっきりとした大振りの若芽にその品質の高さが見られます。

お茶を入れると杏、干しぶどうといったドライフルーツ系の香り、そしてほどよく熟成され陳香が立ち上ります。

口に含むと控えめながらもお茶らしい苦味と渋み、そして厚い口感、豊潤な香りが口の中に広がります。

易武山茶らしい余白があり、余韻をうむ味づくりは
まさに易昌號の味わいです。

その中でもこのプーアル茶の白眉といえるのはマスカットのような爽やかで甘みを連想させる風味です。
この風味はいくつかの易昌號にもみられますが、すべての易昌號にみられるというわけではない易武山茶の美味しさの一つです。

易昌號の真髄とも言えるこの美味しさは是非一度ご賞味いただきたい美味しさです。

まとめ
2005年に作られた15年熟成易昌號 珍品。
易武山茶の代表格である易昌號、そしてその中でも「当たり」といえる秀逸な出来栄えのプーアル茶を是非ご賞味ください。

こちらもご覧ください。
高評価、特別な易昌號
　→易昌號 小餅 2003年
　
20年熟成、マレーシア熟成で円熟の味わい易昌號
　→易昌號 精品 2000年

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R0901
俊昌號 生茶
Jùn Chāng Hào Shēng Chá

六大茶山 2014年
販売重量 50g / 357g
2,100円

六代茶山の號級茶
表示価格は小分け(50g)のものとなります。6つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

M0803
大益茶 7542
Dàyì Chá 7542

孟海茶廠 2018年
販売重量 60g / 357g
2,120円

元祖現代プーアル茶
表示価格は小分け(60g)のものとなります。5つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

M0309
銀大益
Yín Dà Yì

孟海茶廠 2012年
販売重量 30g / 357g
2,560円

2003年に作られた銀大益の2012年版。熟成が進みぐっと味わいに深みが出ました。早い回甘と煙味がコクがありながらもすっきりとした味わいに仕上がって来ました。
表示価格は小分け(30g)のものとなります。10つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

H0401
孟庫冰島母樹茶
Mèngkù Bīngdǎo Mǔshù Chá

雙江孟庫 2006年
販売重量 500g
62,000円

班章、易武とともに並び称され、国家優良品種である孟庫大葉種のふるさととしても知られる冰島。冰島の中でも母樹茶園で摘まれた春茶で作られた冰島茶の逸品です。