C0001 易昌號易武七子餅茶 篆体版 精品
Yì Chāng Hào Yì Wǔ Qī Zǐ Bǐng Chá Jīng Pǐn
歴史的銘茶易昌號の2000年産。マレーシアの乾倉にて10年以上熟成された香り高くクリアな味わいはまさに最上級のおいしさです。最高の一枚をお手元に。
形状 | 餅茶 |
---|---|
製造 | 2000年 |
茶廠 | 昌泰茶業 |
産地 | 易武 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | マレーシアの香 |
味の評価
- 甘味
- ★★★★☆
- まろみ
- ★★★☆☆
- 渋味
- ★★★☆☆
- 苦味
- ★★☆☆☆
- 酸味
- ★☆☆☆☆
- 香り
- ★★★★★
- 熟成度
- ★★★★☆
解説:易昌號易武七子餅茶 篆体版精品
歴史に名を残す銘茶、易昌號。このお茶は易昌號が生まれた翌年、2000年産の生茶で中国でもプレミアのつくお茶です。
このお茶のもう一つの特徴としては当店が仕入れるまでマレーシアで熟成されていたということです。
マレーシアは近年、プーアル茶の熟成に香港や広東とは異なる、熟成に適した環境として近年注目を集めています。
その理由は香港などに比べて温度、湿度が低く、しかし年間を通して温度、湿度が十分に高く、安定しています。熟成の早さは緩やかですが、その分風味は雑味のないクリアな味わいとなるためるので熟成環境としては最高とされています。
もちろんお茶自体の品質も易昌號を冠するこのお茶に間違いはありません。
易昌號の作られた易武山は古くから非常に人気があり、清代には貢茶として皇帝に献上されていました。易武山の野生茶作りは近年途絶えていましたが、それを復活させたのが易昌號です。
易武山の野生喬木の茶葉を贅沢に使用した逸品なのでその品質は十分。餅面に見られる赤みがかった立派な易武山茶葉が芯まで贅沢に使用されているのが見られます。
お茶を入れるとフルーツのような甘い香の中に柑橘香のさわやかな香のニュアンスを含んだ芳香が立ち上ります。この香は当店のもつ'99易昌號の熟成とは明らかに異なりますが、この違いは熟成の環境によるものです。しかし、どちらも芯に易武山の野生茶葉の香を感じることができます。
水色は赤みの強い褐色で、とても透明感があります。こちらもマレーシア熟成ならではのものと言えます。
味わいはしっかりとある茶葉の旨味と、熟成されたほのかな苦味のバランスのすばらしい味わいで、易武山茶葉の幽玄と評される風味が全体のおいしさを引き立てます。
葉底(お茶を煎じた後の茶葉)は一芽二葉の野放茶葉で作られています。しっかりと揉捻されていてきっちりと捩れているので煎が進んでもなかなか茶葉が開ききりません。茶葉は煎じるとかすかな鶯色を感じることができますがガサガサとした表面から順調に熟成が進んでいることが確認できます。
'99易昌號の直系、最高品質の野生茶葉を贅沢に使用して作られたこのプーアル茶、'99易昌號とはまた熟成の方向性が違うマレーシア熟成なのでその状態も完璧です。本物の陳年プーアル茶をぜひお手元に。
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99、02、07年の易昌號の飲み比べです。
C0018
易昌號易武七子餅茶 復刻品 篆体版
Yì Chāng Hào Yì Wǔ Qī Zǐ Bǐng Chá Fù Kè Bǎn Zhuàn Tǐ
昌泰茶業 2009年
販売重量 3x400g
72,800円
'99易昌號篆体版復刻品