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プーアル茶の焙じ方
最近台湾ではやっているというほうじプーアル茶。まだ若いプーアル生茶を焙じるとお茶の香ばしさとコクがより深くなりほうじ茶のうまみとプーアル茶のうまみをもった独特の風味のお茶になります。
お茶を焙じるとなるとちょっと身構えてしまうかもしれませんが、実はとっても簡単です。
- 準備するもの
- 茶葉(生茶)
- フライパン(今回は家にあったほうろくを使いました)
- ガス台
今回は以上の道具でやってみましたが、優しく火を入れられる鍋と熱源があれば何でも構いません。普通のフライパン等を使用して焙じるときは和紙などを引いたら上手にできると思います。古式ゆかしくやるのであれば和紙と炭火等でやると遠赤外線の効果でうまく火が入るといいます。
1まず焙じるだけのお茶を用意します。今回は1回分、5g程度を焙じました。
2ほうろくに乗せ火にかけます。火はほうろくが暖まるまでは中火、暖まったと思ったらとろ火にしましょう。
火にかけて1分もしないうちに華やかな香りが広がります。香りが出てきたらほうろくを揺すってまんべんなく火を通しましょう。
3華やかな香りが一面に広がり、どんどんと強くなってきます。全部で2分ほど焙じて完成です。
焙じた茶葉は茶色くなります。今回は浅めに焙じてみました。
4いつも通りにお茶を入れていただきます。
いつもの生茶よりも茶色味が強くなります。味わいも香り高く、香ばしく、コクがありほうじ茶とプーアル生茶の風味のハーモニーが新しい風味を作り出します。
ほうじ茶は焙じ立てが香ばしく美味しくいただけます。また、焙じ度によって風味が大きく変わってきますのでいろいろな焙じプーアル茶を楽しんでください。